フォルダー公開
リンク集を1ページにまとめる:ClippingMiniでフォルダーを公開する方法
フォルダーの公開方法からレイアウト、共有、アクセス制限、公開後の管理まで、実際の作業手順に沿って解説します。
情報を集めるだけなら、フォルダーは個人の作業スペースとして使えます。一方、整理した情報を同僚や顧客と共有するときは、相手にとっての見やすさも大切です。リンクの一覧をそのまま送るのではなく、タイトルと短い説明を添えたページにまとめると、何の資料なのかが伝わりやすくなります。
ClippingMiniのフォルダー公開を使えば、保存済みのフォルダーをそのまま専用の共有ページにできます。Webページを別途制作したり、サーバーを用意したりする必要はありません。フォルダー内を整理し、用途に合った公開設定を選ぶだけで共有できます。
最初からすべての項目を設定する必要はありません。まず共有する内容を決め、公開範囲に合わせて必要な機能を追加していきましょう。
この記事では、フォルダーを公開するときに検討したいポイントを、実際の作業の流れに沿って5つに分けて解説します。
1. フォルダーを公開し、ページの基本情報を整える
共有したい通常フォルダーを開き、フォルダー情報 → 公開の順に進みます。公開を押すと、page.clippingmini.com/contents/...形式の専用URLが発行され、ステータスが「Webで公開中」に変わります。この記事では、公開フォルダーのサンプルを例に、各設定を見ていきます。
基本フォルダーなど、名前を変更できないシステムフォルダーは公開できません。システムフォルダー内の情報を共有するには、通常フォルダーを新しく作成し、必要な項目を移動してください。
公開URLを確認する
公開が完了すると、画面上部のURL欄から共有URLをコピーできます。画面下部には公開を停止、プレビュー、URLをコピーの各ボタンがあります。
- プレビューを開き、訪問者に表示されるページを確認します。
- 問題がなければ、URL欄のリンクアイコンまたはURLをコピーを押します。
- 公開を終了するには、公開を停止を押します。停止後は、同じURLにアクセスしてもフォルダーの内容は表示されません。
フォルダーに項目を追加したり、並び順を変更したりしても、URLを発行し直す必要はありません。変更内容は既存の共有URLに反映されます。
公開者情報を設定する
公開者プロフィールでは、共有ページ上部に表示する名前と画像を設定します。初回公開時は、現在のアカウント名とプロフィール画像が初期値になります。
プロフィール設定を開き、名前と画像を確認して保存を押します。どちらか一方でも未設定の場合は保存できません。会社名やチーム名を表示する場合も、その組織を表す画像を用意してください。
タイトル、説明、共有画像を設定する
SNSで共有と検索エンジンへの登録の画面では、URLを共有したときに表示するタイトル、説明、画像を設定できます。
- タイトルを入力しない場合は、フォルダー名が使用されます。
- 説明には、フォルダーに含まれる情報を2〜3文で簡潔に記載します。
- 画像は、SNSのプレビューと検索用メタデータに使用されます。
ここで設定するのは、共有ページの背景画像ではありません。カカオトークやSNSにURLを貼り付けたとき、リンクのプレビューに表示される画像です。
共有ページには、サービスと同じダークカラーの背景に、公開者情報、タイトルと説明、フォルダー内のコンテンツが順に表示されます。上の例では、サムネイル表示を選択しています。
2. コンテンツに合った表示形式を選ぶ
公開設定の表示形式で、リスト、カード、サムネイルのいずれかを選びます。選択した時点でフォルダーのviewModeが保存されるため、保存ボタンはありません。プレビューを開き直し、それぞれの表示を比較してください。
リスト:多数のリンクを一覧で見せる
ファビコン、タイトル、参照元ドメインをほぼ1行に収めて表示します。画像のない項目でもレイアウトが崩れず、1画面で多くの項目を確認できます。ドキュメント集やチームの参考資料など、目的のURLをすばやく探せるようにしたいフォルダーに適しています。
カード:説明やメモを詳しく見せる
タイトルの下に大きな画像があり、その後に説明とメモが続きます。各リンクを保存した理由まで詳しく伝えたい場合に適しています。初期設定はカード表示のため、表示形式を変更していないフォルダーはカード形式で開きます。
サムネイル:説明と画像を並べて見せる
左側にタイトルと短い説明、右側にサムネイルが表示され、項目ごとに区切り線が入ります。プロダクト事例、デザインの参考資料、動画リストなど、画像があると内容を判別しやすいフォルダーに適しています。
3. 共有方法とカスタムボタンを設定する
ここでは、SNSで共有、Webサイトに埋め込む、カスタムボタン設定の3つを紹介します。SNS共有と埋め込みはページを届けるための機能、カスタムボタンは閲覧後の問い合わせや外部サイトへの移動を促すための機能です。
SNSで共有する
設定画面の左側にはX、WhatsApp、LinkedIn、Facebook、Telegram、Pinterest、Redditが並び、右側にはタイトル、説明、画像の入力欄が表示されます。
- タイトルと説明を入力します。
- リンクのプレビューに使う画像をアップロードします。
- 左側から共有先を選ぶと、そのサービスの投稿画面が開きます。
- URLだけを送りたい場合は、下部のURLをコピーを押します。
タイトル、説明、画像のうち、必要な項目が未入力の場合はSNSへの共有を開始できません。特にPinterestでは共有データにメイン画像が使われるため、画像も設定しておくことをおすすめします。
Webサイトに埋め込む
Webサイトに埋め込むを開くと、現在のフォルダーURLを含むiframeコードが生成されます。コードをコピーを押し、WebサイトのHTML編集欄に貼り付けてください。
生成されるコードの初期値は、幅100%、高さ600pxです。埋め込み先の表示領域に合わせて、高さを調整できます。フォルダーの公開を停止すると、埋め込み先でも内容は表示されなくなります。アクセスパスワードを設定している場合は、iframe内でもパスワードの入力が必要です。
width="100%" height="600" frameBorder="0" allowFullScreen></iframe>
カスタムボタンを設定する
カスタムボタンを使うと、連絡先や外部リンクを共有ページの下部に固定表示できます。メールアドレス、電話番号、Instagram、Telegram、地図のURLを登録できるほか、コメント機能も有効にできます。電話番号のボタンをWhatsAppへのリンクに変更することも可能です。
追加ボタンには、アイコン、10文字以内のボタン名、リンク先のURLを設定します。標準ボタンと追加ボタンを合わせて、最大5個まで保存できます。訪問者に使ってほしいボタンだけに絞りましょう。
カスタムボタンは、共有ページの下部に固定表示されます。コメント欄やコンテンツビューアーを開いている間は、ボタンの領域が一時的に非表示になります。
4. 公開範囲とダウンロード権限を設定する
検索エンジンへの登録、アクセスパスワード、ダウンロード許可は、いずれも公開範囲に関わる設定ですが、役割は異なります。検索エンジンへの登録はページが「見つかるか」、アクセスパスワードはページを「開けるか」、ダウンロード許可はファイルを「取得できるか」を決めます。
検索エンジンや公開コンテンツ一覧に表示するかどうかを設定します。
設定したパスワードを入力した人だけがフォルダーを閲覧できます。
ドキュメント、画像、動画をダウンロードできるようにするかを設定します。
「ClippingMiniを無料で始める」ボタンを非表示
共有ページの下部に表示されるサービス案内ボタンを非表示にします。
検索エンジンへの登録を設定する
設定画面で検索エンジンへの登録を許可をオンにします。ページタイトル、説明、メイン画像が検索プレビューに正しく表示されることを確認し、保存を押してください。
この設定を有効にすると、検索エンジンのクローラーがページを収集できるようになります。ページが公開中で、タイトルと公開者情報が設定されており、パスワードや地域制限がないなどの公開条件を満たしている場合は、ClippingMiniのサイトマップや公開コンテンツ一覧にも掲載されることがあります。無効にすると、ページにnoindexが適用されます。
アクセスパスワードを設定する
設定画面を開き、使用するパスワードを入力してロックを押します。設定後は、パスワード認証を通過した訪問者だけがフォルダーの内容を閲覧できます。共有前にプレビューを開き、実際にパスワードを入力して動作を確認してください。
パスワードを解除するには、同じ画面でロック解除を押します。パスワードが設定されたフォルダーは、検索エンジンへの登録を許可していても、公開サイトマップや公開コンテンツ一覧には掲載されません。この機能は、利用中のプランによって制限される場合があります。
コンテンツのダウンロードを許可する
スイッチをオンにすると、訪問者がドキュメント、画像、動画などのファイルを開いた際に、デスクトップ版ビューアーからダウンロードできるようになります。オフにすると、フォルダー全体のダウンロードが制限されます。
フォルダーの設定は、フォルダー全体に適用される初期値です。特定の項目だけを制限する場合は、そのコンテンツのダウンロード設定も個別に確認してください。フォルダーと項目のどちらか一方でも制限されている場合は、ダウンロードできません。
無料で始めるボタンを非表示にする
共有ページの下部には、初期状態でClippingMiniを無料で始めるボタンが表示されます。このスイッチをオンにすると、案内ボタンだけが非表示になります。公開者情報やコンテンツには影響しません。ClippingMiniの案内を出さず、資料に集中してもらいたい場合に便利です。この機能は有料プランで利用できます。
5. アクセス解析とカスタムスクリプトを設定する
公開後は、アクセス解析で訪問状況を確認できます。別の計測ツールを使う場合は、カスタムスクリプトを追加します。
アクセス解析を確認する
公開設定からアクセス解析を開き、集計期間を選びます。上部のグラフでは日別の閲覧数とその推移、下部ではブラウザー、デバイス、OS、流入元、国別の利用状況を確認できます。
設定一覧の右側にある小さな折れ線グラフでは、最近の閲覧傾向をひと目で把握できます。詳しい数値は、アクセス解析画面で確認してください。選択できる期間や提供されるデータの範囲は、利用中のプランによって異なる場合があります。
カスタムスクリプトを追加する
外部の分析ツールやインラインJavaScriptを共有ページに追加する機能です。カスタムスクリプトを開き、コードを貼り付けて保存を押します。
入力したコードに<script>タグと</script>タグが含まれている場合、保存時に削除されます。JavaScript本体だけを入力してください。コードは訪問者のブラウザー上で実行されます。提供元を確認できないコードや、アカウントの秘密情報を含むコードは入力しないでください。この機能も、利用中のプランによって制限される場合があります。
console.log('shared folder loaded')
})
初回公開時のチェックリスト
- 通常フォルダーに公開する項目を集め、並び順を整える。
- フォルダーを公開してURLを発行し、公開者情報、タイトル、説明、メイン画像を設定する。
- プレビューでリスト、カード、サムネイルの各表示を比較する。
- 検索エンジンへの登録、アクセスパスワード、ダウンロード範囲を決める。
- 必要に応じて、SNS共有、埋め込みコード、カスタムボタンを設定する。
- 実際のURLを開いて確認してから共有し、公開後はアクセス解析を確認する。
すべての機能を使う必要はありません。一般公開する資料集なら、検索エンジンへの登録やSNS共有を設定します。顧客専用の資料なら、アクセスパスワードとダウンロード制限を優先しましょう。イベントやポートフォリオ用のページでは、カスタムボタンが役立つ場合があります。
最初にフォルダーの目的を決めると、必要な設定を絞り込めます。公開後も同じURLのまま、内容や表示形式を変更できます。まずは共有を始め、利用状況を見ながら調整していきましょう。